あなたの解釈は大丈夫?「ポジティブ思考」について間違った解釈3選!
こんにちは。精神科ナースまさです。
ポジティブ思考になりたくて日々悩んでいる、そこのあなた!
もしかして「ポジティブ思考とはなにか」をはき違えているかもしれませんよ。
今回は勘違いしやすい「ポジティブ思考の解釈」について3つ解説していきます。
上司に怒られた→自分のためなんだ!?
あなたが仕事で上司に怒られたり、嫌なことがあったときにポジティブ思考になろうとして「いや、あれは自分のためなんだ!」と言い聞かせていませんか?
一見、正しく見えますがこれは自分を押し殺しているだけで、ポジティブでもなんでもありません。これで最初の方は頑張れるかもしれませんが、どんどん蓄積してある日ポキっと心が折れてしまい、メンタル疾患になってしまう患者さんが本当に多いです。
生きている以上、機嫌が悪い人と関わるタイミングもありますし、イヤなことは起きてしまうんです。一部は今後の改善点になるため、改善に努めることも非常に大切ですが、それは振り返って客観的にみられるようになってから考えましょう。
ネガティブは少なければ少ないほど良い!?
心理学者バーバラ・フレドリクソンは
「最も幸福度が高い人はポジティブ:ネガティブ=3:1である」と提唱しています。
ネガティブは人に与えられた、生存していくうえでの大切な感情です。ネガティブな考えがなければここまで人類は繁栄しなかったでしょうし、ネガティブがあるからこそ幸せを感じられるんです。
このポジティブの割合を3にしていく方法については今度解説していきますね!
ポジティブは正義!?
この記事を読んでくださっているあなたなら、これは既に間違いであることは分かっていると思います。
実際、社会的に成功を収めている人のほとんどはマイナス面に目を向けることが出来ており、しっかりと修正していくことで成功していってます。要はバランスですね。ネガティブすぎると病気になっちゃいますし、ポジティブすぎると成長しないんです。ひどい場合は他人や環境のせいにしちゃう人もいます(笑)
「そんなこと知ってたよ!」という方も多いかもしれませんが、頭で理解しているのと、実際に受け入れるのでは難易度が大きく異なります。
今一度、みなさんの普段の生活や思考のクセを思い出してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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