精神科ナースがウェルビーイングについて考えるブログ

現役精神科ナースが「よりよい人生」について考え、共有します。

「嫌われたかも」と思ったときにできること

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こんにちは。精神科ナースまさです。

 

老若男女問わずみんなが悩みやすい「人間関係」。とても厄介ですよね。

気にしてもしょうがないとは分かっていても気になるし、モヤモヤしますよね。。

そんなあなたに向けて、今回は人間関係でのモヤモヤが少しでも晴れるコツを情報発信していきます。

 相手の事情も考えてみる

なんだかんだ言っても最初にするのはこれです!

おそらくこれはみなさんも聞いたことあるかもしれませんが、自分にばかり焦点がいってしまうと、視野が狭くなってしまい、心も狭くなってしまいます。

これでは多様性を認められずどんどん自分を追い込んでしまうことになります。

ですので「相手の事情なんか考える余裕ないよ!」という人ほど、しんどくなってしまいます。

自分はどうしたいか。そのために何ができるか

次に「私は」どうしたいかを考えます。

注意点として、最初に自分のことから考えてしまうと、自分勝手であまり合理的ではない決断をしてしまいがちですので、これは2番目にすることになります。

以下に代表的な反応と具体的な方法を挙げます

「私は距離を置きたい」

こう反応する場合は大抵、距離を置きたいけど置けないときですね。

その場合は周囲にも相談して接触の機会を減らせないか工夫しましょう

また、無理に相手の好きなところを探さなくても大丈夫です。ただ自分が大人になって淡々とこなす方法を考えましょう。よく「争いは同レベルの人たちでしか起きない」という言葉があるように、もしそこで直接バトルするような形になれば、あなたは相手の土俵までわざわざ降り下がったことになってしまいます。

そして大人な対応ができたら自分を褒めてください。

 

「私は成り行きを見たい」

これはもうすでに相手との距離がお互いにとれているけど、なんとなくモヤモヤするときに多いです。深追いしてもこじれる可能性が高いですし、反対に「自分はだめなんだ」と思う必要もありません。自分自身のできる他のことに集中しましょう。

 

「私は表面を修復したい」

苦手な相手にでも円滑にかかわっていく必要があるときに感じやすいです。

この場合はできる限りニュートラル(中立)を意識しましょう。

客観的に自分をみてどんな行動が自然であるかを考えて行動してみましょう。

このときうまくいかないと感じても、自分を責めないでください。

次に似た場面がきたときはどのように対応するかを前向きに考えてみてください。

 

「私は関係を育てたい」

これは関係の悪化を感じている相手が、自分の中で大切だったり今後も長く関わっていく可能性がある人のときに感じやすいです。

この場合はタイミングをみて、素直に自分の気持ちを話してみるのもいいでしょう。

そして、相手がなぜ自分にとって大切なのかも考えてみましょう。

そうすることで、より自分の気持ちに正直に向き合うことができ、相手へも誠意が伝わりやすくなります。

まとめ

「嫌われたかも」と思った時に、建設的に考えられるようになると人間関係の負担を減らすことが出来ますので、ぜひやってみてください!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

私個人への相談等も承っておりますので、お気軽にどうぞ~ 

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