精神科ナースがウェルビーイングについて考えるブログ

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97%の日本人はポジティブ思考じゃなくていい!



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こんにちは。精神科ナースまさです。

 

みなさんのなかで「幸せに見える人」をイメージしたときに、どんな特徴がありますか?

多くの人のなかで「明るくて前向きな人」がイメージされるのではないでしょうか。

しかし、心理学的には97%の日本人にとって前向きなことはマイナスに働きます。

 

意外じゃありませんか?

 

もちろん、自然と前向きにポジティブにいられることは悪いことではありません。

しかし、最近よく言われる「笑顔を作りましょう」や「悪いことがあっても前向きに捉えましょう」というのは、心理学的には間違いで逆に失敗を増やしてしまい幸福度を下げることが分かっているので、無理にポジティブ思考にならないようにしましょう。

 

今回はその理由について説明していきます!

不自然なポジティブ思考は成功を遠ざける!?

以前紹介したこちらの記事認知行動療法における思考の偏り(認知の歪み)を紹介しました。

poipoipresident.hatenablog.jp

自然にポジティブ思考になれないのに、無理やり前向きに捉えようとすることは背景に「ポジティブでいなくちゃいけない」という「~すべき思考」が隠れています。

この思考にとらわれていると、単純に自分の思いと逆のことをしてるのでストレスがかかるだけでなく、マイナスな側面を見ることをやめてしまい、回避できたトラブルを回避できずに起こってしまったり、メリット・デメリットを正しくとらえることが出来なくなってしまいます。

これは、仕事だけでなく人間関係においてもマイナスに作用することが多く、生活を豊かにするどころか、成功を遠ざけてしまうことにつながります。

なぜ日本人はポジティブ思考じゃないの?

冒頭では「97%の日本人にとってポジティブ思考はよくない」とお話しましたが、これは遺伝子学的に、そもそも97%の日本人がポジティブ思考ではないということが分かっているからなんです。

これについても以前の記事で紹介しているので、ぜひ見てみてください!

poipoipresident.hatenablog.jp

 

簡単に言うと、97%の日本人は幸せを感じにくい(つまり自然と物事をポジティブに捉えにくい)遺伝子なんです。

なので、ほとんどの日本人は元来ネガティブ思考であり、それを無理やり前向きに捉えるのは上手な付き合い方ではないと言えるんですね。

まとめ

・ほとんどの人にとって無理にポジティブ思考になることは逆効果!

・なので、ポジティブ思考じゃないほうが自分らしいし、成功しやすい!

 

これで少しでも皆さんの気持ちが晴れると嬉しいです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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